2017 10 ≪  11月 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2017 12
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
数えずの井戸
- 2014/08/16(Sat) -
京極 夏彦 著 『数えずの井戸』

むちゃくちゃに面白いです。
最近読む本が無くなっていたので、どうかなっと思った本をパラパラっと捲っていたら
あらっ、珍しい名前を発見!

こんなところに直木賞も取った『巷説百物語シリーズ』の又一さんの名前が。
早速読んでみました。

ベースになっているのは、1枚2枚とお菊さんの幽霊が井戸でお皿を数えて、
それを見た町人が8枚か9枚かどこまでがんばれるかと言う『番町皿屋敷』と言う会談です。
が、そこにいたるまでの話がめちゃくちゃに面白い。
話しはどんどん終盤に向かって加速して行き、一気にクライマックスへ。

怪談話では無いので幽霊はお話の中でおまけ程度に出てくるだけです。

こうなると残りの2冊、『嗤う伊右衛門』と『覘き小平次』も読まなくっちゃね。
やっぱり京極夏彦は面白い。

この怪談をモチーフにした古典改作シリーズ(江戸時代)、巷説百物語シリーズ(江戸末期から明治初期)、
百鬼夜行シリーズ(昭和の戦後)、そしてルー=ガルー(近未来)へといくつかのお話が繋がって行きます。
スポンサーサイト
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
京極夏彦
- 2012/04/17(Tue) -
高田崇史のQEDシリーズが完結したので京極夏彦なんぞを読み始めました。
取り敢えずは百鬼夜行シリーズからですが文字が多い(笑)。
読んでる本が中々終わらないってのは、活字中毒には嬉しいですね!

DSCF0490.jpg

新書版なのに厚さは最近のハードカバーよりも厚いです。

DSCF0491.jpg

当然のように上下2段組です。
昔のハードカバーは上下2段組が普通だったのに、最近のハードカバーは1段組なんですね。
道理で読むのが早いと思った。

DSCF0492.jpg

拝み屋が主人公ですが、私は探偵さんのファンです(笑)。


警察は犯人を捕まえるだけ、拝み屋は縺れた人の感情の綾をその言葉の刃で解きほぐす。
そして探偵は何もしない。
調べもせず話も聞かない。
見れば全てが判る。
事件の中心にあって、その全てをぶち壊すのが探偵さん。
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
終末のパラドックス
- 2009/01/28(Wed) -
「終末のパラドックス」桂木 希(かつらぎ のぞむ)著

地球温暖化防止対策として何が一番有効かと言えばCO2の削減です。
ではCO2を削減するには何が有効か?
簡単なことです。
化石燃料を燃やすのを止めれば良い。
たったそれだけのことで地球温暖化は防止できます。

このままだと後10年ほどで中国、中東諸国の火力発電所の建設ラッシュが始まる。
アメリカですら100基近い建設計画がある。
今世界にある原発はその設備寿命から2050年までにほとんどが廃炉に向かう。
そうなると幾ら先進国がCO2を半減したところで膨大な量のCO2が排出されてしまう。

核爆弾開発のためのマンハッタン計画につぎ込まれた科学者の数は2万人。
アポロ計画にかかった費用は1350億㌦。
米国が兵器開発に投じてきた費用は五兆八千億㌦。
2030年までに世界で必要とされる天然資源の開発費用は十七兆㌦にも登る。

ですが現在、世界の新エネルギーへの投資は僅か700億㌦。
その気になりさえすれば石油に代わる代替えエネルギーの開発は可能なんです。
その代替えエネルギーの有るべき姿とは、再利用可能エネルギーであるとう言うことも
広く知られています。
平たく言うと太陽エネルギーを電気に変える太陽光発電です。
現状では効率が悪く費用が嵩みますが、資本と頭脳の集中投資により
この効率と歩留まりを飛躍的に上げればどうなるのか?

はい皆さん良くお分かりの通りです。
京都議定書に調印しなかったのは誰か?
アメリカ大統領の首など自由にすげ替え可能と言われる石油メジャーですね。
もちろん産油国もいます。
今CD2削減の錦の御旗の元に石油の代替えエネルギーなど開発されては以ての外。
地球温暖化なんて何処の話し?
地球環境保護ってなあに?空気が汚れたって地球はちっとも困らないよ~。
困るのは人間だけでしょ。

CIAに息子を殺されたお爺さんが世界中にネットで繋がれた新型鳥インフルエンザ爆弾を仕掛けた。
自らは体中を癌にむしばまれ余命幾ばくもない。
解除キーは地球温暖化防止策を実行すること。
その期限は自らの寿命。
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
QED
- 2007/08/31(Fri) -
高田崇史 著 「QED(証明終わり)」シリーズです。
図書館でちょいと目に付いたので読んでみましたが面白いです。
最近のは判りませんが、初期は全体の5%くらいが話の流れで10%くらいが殺人事件と警察の捜査と名探偵登場。
で残りの85%が雑談~。
でもこちらがメインですね(笑)。

日本を最初に作り上げた神話の時代。
古来、日本にいた土着の神と外より渡ってきた強力な力を持った外来の神。
この国譲りにさいし何があったのか?

IMG_2513.jpg

都が奈良から京都に変わり、この日本が形作られていく時代。
現代にも引き継がれている風習の意味を日本人は何も知らない。
誰が何の目的で作ったのか、何を意味するのか。

例えば、出雲以外では神がいなくなってしまう十月。
その神在月の出雲では何をしているのか?
もちろん神在祭が執り行われます。
その祭りの期間中は皆が『謹慎斎戒して、歌舞音曲を行わず、宮廷を払わず、家宅を営まず、最も静粛にして過ごす』
別名「御忌祭」(おいみまつり)
つまり大国主の通夜、あるいは葬儀、または法事。
と言うことは大国主の命日は十月なんですね~。

ちなみに天照大神を祖先神として仰ぐ天皇家で初めて伊勢神宮を参拝したのは明治天皇なんだそうです。


IMG_2652.jpg

敢えて本当に何も知らない私の娘達世代の方が幸せかも。
知らなければ言葉の呪に触れることも無くありのままに生きられるのかな?
でも私はそれを知りたい。

IMG_2878.jpg

この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
神様のパズル
- 2007/08/30(Thu) -
機本伸司、著「神様のパズル」
第3回小松左京賞を一瞬にして取った言われる本である。

私も解説者同様、こんなSF読んだことない!
友人から借りて読んだグレッグ・イーガンの「万物理論」
は、人類の未来が関わってくると途端に宗教が前面に出てくる展開になるキリスト教圏特有のSFです。
あちらでは一つ階段を上がるには避けて通れない問題のようです。
エンディングでTOEの発動シーンも何だか判らないけど判ったような気になる。
一体何年前のストーリー?なのかと思うようなまだろっこさ。
これは菊地の全てを映画のように読ませてしまう作品に毒されているのか?

ちなみに松本清張、村上春樹の作品ような山も谷も無い小説はつまらなくて読めません。

ネット至上主義なのも気になります。

IMG_2201.jpg

一方こちらは神社仏閣と何でも一纏めにしてしまう島国日本のSFは宗教なんて関係有りません。
ひたすら突っ走ります。
たとえヒロインが飛び級で大学へ行ってる超天才16才の美少女でも。
主人公(ヒーローでは無い)が田植えや稲刈りにせいを出しても。
難しい理論は学生達のディベートや、あまり勉強の出来ない主人公に話す形で
処理する。
粒子加速器”むげん”で宇宙を作ることに奔走していく。
久しぶりにこんなに面白いハードSFを読みました。
内容はハードだけど文章はハードじゃ無いので読みやすいですね。

IMG_2463.jpg

余談ですが、私のHPのタイトルにもなっている
神林長平、著「敵は海賊、正義の眼」を発売2ヶ月目にしてやっと入手しました。
近くの宮脇書店には入荷せず、アマゾンででも買おうかなって思っていたら
高松イオンの本屋さんに有りました。
現在、読んでる最中です。

IMG_2489.jpg

この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。